年末年始の帰省時に、親(後期高齢者)のスマホの機種変更から約2ヶ月経過しました。その後、本人は、満足して使っている様なので、今回、機種変更の際に、気をつけたポイント、スマホの設定等について、解説してまいります。尚今回は、親がキャリアの販売店で機種変更したのではなく、筆者が、SIMフリースマホをECサイトで購入した物を各種設定し、機種変更したものとなります(親御さんだけで販売店に行かせるのは避けた方がよいでしょう)。
機種選びの最大のポイントと注意点
機種を選ぶ際は、スペックよりも「親御さんが迷わず使えるか」と「あなたが教えやすいか」が重要になります。
OSは「サポートする家族」と同じにする。出来れば機種も同じか、同じ系統の機種が望ましい。
あなたがiPhoneなら親御さんもiPhone、AndroidならAndroidにするのが鉄則です。電話越しに「そこにある歯車のマークを押して」などと説明する際、画面構成が違うとサポートが非常に困難になります。※筆者は、iPhone、Xperia 、Pixelの3機種を日常的に使っているのですが、親の前機種がAndroid(Xperia)でしたので、まずは、AndroidのXperiaかPixelのどちらかで検討し、最終的には、今回、Pixel9aとしました。
「シニア向け」が必ずしも最適とは限らない
シニア向けスマホは機能が制限されていることが多く、かえって使いづらいと感じる方や、普通のスマホが使いたいという方もいらっしゃいます。ハイスペックモデルは必要としませんが、最新のスタンダードモデルを選択すれば、本人も満足し結果的に長く使えるでしょう。
Pixel 9aを選んだ理由
親の前機種がXperiaなので、今回もまずは、XperiaのスタンダードモデルのXperia 10マーク7を第一候補にあたっていたのですが、年末年始の帰省時にXperiaの在庫がなく、たまたま在庫のあったPixel9aを後継機種とする事としました(帰省期間中に機種変更及び操作方法迄を教えたかったので、在庫を優先しました)。
外観は、ディスプレイ6.3インチと大きめでかつ有機ELで、老眼の親の目にも優しく、その上、重量は186gとそれ程重くもなく、本人も気にいって使っている様です(まずは見た目を気に入るかが大切)。
あと、スペックですが、親の基本用途は、通話、LINE、写真ですので、十分過ぎるスペックを備えていると思います。
スペック(近日発売する後継機種のPixel10aと比較しても遜色ない性能)
| Pixel 9a | Pixel 10a | |
| SOC | Tensor G4 | Tensor G4 |
| RAM | 8GB | 8GB |
| ストレージ | 128GB、256GB | 128GB、256GB |
| サイズ(幅×高さ×奥行き) | 73.3×154.7×8.9mm | 73.0×153.9×9mm |
| 重量 | 186g | 183g |
| ディスプレイ | 6.3インチ 有機EL | 6.3インチ 有機EL |
| 解像度 | 2424×1080ピクセル | 2424×1080ピクセル |
| コントラスト比 | 100万:1 | 200万:1 |
| 最大煇度 | 1800ニト | 2000ニト |
| リフレッシュレート | 60〜120Hz | 60〜120Hz |
| バッテリー | 5100mAh 最長30時間 | 5100mAh 最長30時間 |
| ワイヤレス充電 | ⚪︎ | ⚪︎ |
| カメラ 広角 | 4800万画素 | 4800万画素 |
| カメラ 超広角 | 1300画素 | 1300画素 |
| インカメラ | 1300画素 | 1300画素 |
| FeliCa | ⚪︎ | ⚪︎ |
| SIM | nanoSIM eSIM | nanoSIM eSIM |
| 衛星SOS | × | ⚪︎ |
| 防水・防塵 | IP68 | IP68 |
また、OSサポート期間が7年と長いのも、安心して使えるポイントですね。
当初から積極的に、Pixel に機種変更するつもりではなかったのですが、結果的には良い買い物でした。
カスタマイズ設定
Pixelを、高齢の親にも楽に使ってもらう為に行った設定を、解説していきます。
生体認証は使わずPINコードでの設定
本人だけでなく、筆者もスマホの設定等する際に使える様、PINコードにしました。
スマホ下部の戻るボタンの設定
3ボタンナビゲーション◀︎⚪︎◻︎の設定。これは、Xperiaがそうだったのと、歳を取るとスワイプする指の動きが苦手の様で、設定変更しました。
電源入り切りを、電源ボタン長押しに変更
Pixelのデフォルトは、「電源ボタン」+「音量ボタン上」を同時長押しなのですが、この操作がお年寄りには難しい様で、これも、Xperiaの操作方法に合わせた形にしました。
まとめ
新しい操作を覚えてもらうのはサポートする側も根気がいりますが、一度慣れてしまえば連絡も取りやすくなり、親御さん自身の生活も豊かになります。また、高齢の親の生活をサポートする上でも、スマホは最早必需品・生活インフラとも言える物なので、適切なスマホ選びは、親孝行であるのと同時に、支える子供にとっても必要な事と言えるでしょう。







